Miscellaneous Options

giffrom Pogo, Walt Kelly

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Last update: 18:50 UTC Monday, January 09, 2006


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broadcastdelay seconds
ブロードキャストおよびマルチキャストモードは、ローカルサーバとリモートサーバ間の ネットワーク遅延を決定するために特別な測定を必要とします。 通常、これはクライアントとサーバ間でやり取りされる最初のプロトコルによって自動的に行なわれます。 場合によっては、例えばネットワークやサーバのアクセスコントロールによって測定の処理は失敗するかもしれません。 このコマンドはこのような状況下で使われるデフォルトの遅延を指定します。 通常は (イーサネットでは) 0.003 から 0.007 秒の値が適切です。 このコマンドが使用されない場合のデフォルト値は 0.004 秒です。
calldelay delay
このオプションは、burst あるいは iburst モードで 1 番目と 2 番目のパケットの間に、 モデムや ISDN のコールを完了するまでの時間を追加する遅延秒数を設定します。
driftfile driftfile [ minutes [ tolerance ] ]
このコマンドは、ローカルクロックオシレータの周波数を記録するファイルの絶対パスを指定します。 これは -f コマンドオプションと同じ処理を行ないます。 もし指定したファイルが存在する場合、初期周波数をセットするために起動時に読み込まれ、 デーモンによって計算された現在の周波数で 1 時間毎に更新されます。 もしファイル名が指定されたもののファイルが存在しない場合、 初期周波数は 0 で開始され、最初に値を書き込む際にファイルが作成されます。 もしこのコマンドが与えられない場合は、デーモンは毎回、初期周波数 0 で開始するでしょう。

このファイルのフォーマットは、1 つの単精度浮動小数点を含む 1 行で構成されます。 この値は、parts-per-million (PPM) 単位で計測された周波数オフセットを記録しています。 このファイルは、まず一時ファイルに現在の drift 値が書き込まれ、 その後このファイルを古いファイルで置き換えることによって更新されます。 これは、ntpd が drift ファイルが配置されたディレクトリの書き込み権限を 持っていなければならないことを意味します。また、ファイルシステムリンクや シンボリックリンクなどは避けるべきです。

2 つのオプション値は、ファイルが書き込まれる頻度を決定し、 不必要にディスクをスピンアップさせたくない場合に特に有用です。 minutes パラメータは、ファイルが書き込まれる頻度です。 もし省略された場合や 1 より小さな値の場合は、間隔は 60 分 (1 時間) となるでしょう。 tolerance パラメータは、新しい値を書き込む閾値です。 もし新しい値が、最後に書き込まれた値の tolerance パーセント以内であるなら、 書き込みはスキップされます。 デフォルト値は 0.0 であり、現在の値と前回の値が等しくても書き込みが行なわれることを意味します。 0.1 の tolerance は、おおよそ小数第 2 位の違いに相当します。

enable [ auth | bclient | calibrate | kernel | monitor | ntp | pps | stats]
disable [ auth | bclient | calibrate | kernel | monitor | ntp | pps | stats ]
さまざまなシステムオプションの有効・無効を設定します。 言及されていないフラグは効果を持ちません。 これらのフラグはすべて ntpdc プログラムを使用して リモートからコントロール可能であることに注意してください。
auth
公開鍵または秘密鍵を使用して正しく認証されたピアであれば、 設定されていないピアと同期することを有効にします。 このフラグのデフォルト値は有効です。
bclient
multicastclient コマンドで指定したデフォルトアドレスに従って ブロードキャストあるいはマルチキャストサーバからのメッセージを受け入れることを有効にします。 このフラグのデフォルト値は無効です。
calibrate
参照クロックの計測機能を有効にします。このフラグのデフォルト値は無効です。
kernel
もし利用可能ならば、カーネル時刻補正を有効にします。 もし利用可能ならばデフォルト値は有効であり、利用不可であれば無効となっています。
monitor
モニタリング機能を有効にします。ntpdc プログラムや monlist コマンド、 あるいはその他の情報を参照してください。このフラグのデフォルト値は有効です。
ntp
時刻と周波数の補正を有効にします。 実用上では、このスイッチはフィードバックループの開閉を行ない、テストに有用です。 このフラグのデフォルトは有効となっています。
pps
周波数と時刻の補正が行なわれた際の pulse-per-second (PPS) シグナルを有効にします。 詳細は、A Kernel Model for Precision Timekeeping を参照してください。 このフラグのデフォルト値は無効です。
stats
統計機能を有効にします。 詳細は Monitoring Options を参照してください。 このフラグのデフォルト値は無効です。
includefile includefile
このコマンドは、別ファイルから追加の設定コマンドを読み込みます。 設定ファイルは深さ 5 にネストすることができます。 読み込んだファイルの終端に到達した場合、前の設定ファイルのコマンド処理が再開されます。 このオプションは、多数のホストでほぼ共通の設定で ntpd を動作させる場合に有用です (例えば、アクセス制限リストなど)。
logconfig configkeyword
このコマンドは、syslog あるいは代替の logfile ログファイルへ 書き出される出力の量やタイプを設定します。 すべての configkeyword キーワードは、=, +, - で始まります。 =syslogmask をセットし、+- はメッセージを 追加・削除します。 syslog messages は 4 つのクラス (clock, peer, sys, sync) でコントロールされます。 これらのクラスでは、メッセージの 4 種のタイプがコントロールされます。 通知メッセージ (info)、イベントメッセージ (events)、 統計メッセージ (statistics)、ステータスメッセージ (status) があります。

設定キーワードは、メッセージクラスにイベントクラスをつなげて形成されます。 all プレフィックスは、メッセージクラスの代わりに利用することができます。 all キーワードに続くメッセージクラスも、それぞれのメッセージクラスの 全てのメッセージを有効/無効にすることができます。 デフォルトでは、logconfigallsync にセットされています。

よって、最小のログ設定の 1 つは以下のようになるでしょう。

logconfig =syncstatus +sysevents

これは ntpd の同期状況と主なシステムイベントのみを出力します。 シンプルな参照サーバには、以下の最小限のメッセージ設定が有用でしょう。

logconfig =allsync +allclock

この設定は、すべてのクロック情報と同期情報を出力します。 すべてのその他のイベントとピアについてのメッセージ、システムイベントなどは抑制されます。

logfile logfile

このコマンドはデフォルトの syslog の代わりに利用されるログファイルの 場所を指定します。 これは、-l コマンドラインオプションと同等の処理となります。

phone dial1 dial2 ...
このコマンドは、ACTS モデムドライバ (type 18) と共に利用されます。 最大 10 の電話番号からなる引き数は、USNO や NIST、ヨーロッパのタイムサービスにダイアルするために利用されます。 通常、ヘイズコマンドの ATDT が番号の先頭に追加されます。 これは、他のモデム制御コードも同様に含むことができます。
setvar variable [default]
このコマンドはシステム変数を追加します。 これらの変数はアクセスポリシーのような追加情報を伝搬するのに利用できます。 もし name = value という形式の変数に default キーワードが続けば、 その変数はデフォルトシステム変数 (ntpq rv コマンド) の一部として出力されます。 これらの追加の変数は通知目的のみに利用できます。 それらは出力されるその他のプロトコルのものとは関連しません。 既存のプロトコル変数は、setvar を通して定義された変数よりも常に優先されるでしょう。 同じグループの全ての変数の名前を含む 3 つの特別な変数があります。 sys_var_list は、全てのシステム変数の名前を保持しています。 peer_var_list は全てのピア変数の名前を保持し、 clock_var_list は参照クロック変数の名前を保持しています。
tinker [ allan allan | dispersion dispersion | freq freq | huffpuff huffpuff | panic panic | step step | stepout stepout ]
このコマンドは、非常に例外的な状況でシステム変数を変更するのに使用されます。 これは他の設定オプションより前に設定ファイルで記述されるべきです。 これらの変数のデフォルト値は、幅広いネットワーク速度と信頼性の期待値に最適化されています。 一般的に、これらの変数は予測するのが難しいくらい複雑に相互に作用し合っており、 組み合わせによってはかなりひどい振る舞いとなる可能性があります。 デフォルト値を変更する必要がある状況はかなり稀です。 しかし、一部の人はどうしてもこれらのノブを捻ることを避けられず、そういった人たちのためにあります。 念押ししておきますが、これらを使う人は自己責任で。サポートグループの助けも期待できません。

これらの変数は以下のように作用します:

allan allan
この変数は、Allan intercept の新しい値となります。 これは PLL/FLL クロック補正アルゴリズムのパラメータです。 この値はデフォルトで 1500 秒であり、ほとんどの計算機の時計では妥当です。
dispersion dispersion
この変数は、dispersion 増加率の新しい値となります。通常は .000015 s/s です。
freq freq
この変数は、PPM 単位の周波数オフセットの初期値となります。 これはもし周波数ファイルが存在すればその値を置き換え、存在しなければ初期トレーニング状態を回避します。
huffpuff huffpuff
この変数は、実験的な huff-n'-puff フィルタースパンの新しい値となります。 これは、アルゴリズムが最小の遅延を探すもっとも最近の間隔を決定します。 下限は 900 秒 (15 分) ですが、より適切な値は 7200 秒 (2 時間) です。 このコマンドが与えられない限りフィルターは有効でないため、デフォルト値はありません。
panic panic
この変数は、パニックの閾値です。デフォルトは 1000 秒です。 もし 0 が設定された場合、パニックのサニティ—チェックは無効となり、どんな値の時刻オフセットでも許容されます。
step step
この変数はステップの閾値であり、デフォルトは 0.128 秒です。秒単位で任意の正の数を指定できます。 もし 0 に設定された場合、ステップ補正は行なわれません。 注意:もしステップ閾値が 0 かあるいはデフォルトよりも大きい値に設定された場合、カーネル時刻補正は無効となります。
stepout stepout
この変数は、ステップアウトのタイムアウト値であり、デフォルトは 900 秒です。 秒単位で任意の正の数を指定できます。もし 0 が設定された場合、ステップアウトパルスは抑制されません。
trap host_address [port port_number] [interface interface_address]
このコマンドは、指定されたローカルインタフェースを使用してメッセージを送る先のトラップ受信者を設定します。 もしポート番号が指定されない場合、18447 番が用いられます。もしインタフェースアドレスが指定されない場合、 メッセージは、ローカルインタフェースのソースアドレスを使用して送られます。 マルチホームホストの場合、使用されるインタフェースはルーティングの変化でそのときどきで変化しうることに注意してください。

トラップ受信者は通常、サーバからのイベントメッセージやその他の情報をログに記録するでしょう。 そのようなモニタプログラムがそれら自身のトラップを動的に要求も行うかもしれない間は、 サーバが開始された際にメッセージがロストされないことを確実にするよう設定を行います。 (訳者注:意味不明)

ttl hop ...
このコマンドは、昇順で TTL 値のリストを指定します。最大 8 個まで指定できます。 メニーキャストモードでは、これらの値は拡張リング検索で順番に利用されます。 デフォルト値は 31 で始まる 32 の 8 の倍数です。

ファイル

ntp.drift 周波数補正 (PPM)